婦人科内視鏡学会のHPの審査指針と評価表を参照
目次
合格点
初年度は合格点を中央で決める。66点満点。
ロボット操作
ロールインロールアウト
いつも通りで良い。
インスツゥルメント抜去時にカメラで追わなくて良い。
ポート抜去や針の抜去はカメラで追う。
ロボット操作
リストとしっかり曲げて使ってアームの干渉を防ぐ
組織は愛護的に
静止しているアームがカメラ操作によって視野外に出ることは構わないし、静止させているアームをわずかにテンションのために動かすのは良い。
ただし、見えていないアームを動かすのは基本やめた方が良い。視野外で見失うのもダメ。
縫合の針をもって視野外に移動したら明確な減点対象
カメラ操作
少し汚れても操作に問題なければ大丈夫。
中心に視野を持ってくる方が良いが、アーム干渉を防ぐためならずれてても良い。
エネルギーデバイスの過剰な放電は減点対象。
バイポーラーの先が汚れていても止血に支障がなければ減点とならない。
子宮動脈と尿管と基靭帯
子宮動脈
本幹同定はしなくて良い。
尿管
尿管走行の確認が必要。尿管の露出はしなくて良い。
基靭帯
膀胱をしっかりおろし、基靭帯背側(広間膜後葉側)の剥離を行うこと。
切断時は1㎝以上尿管から離れていること
結紮はいらない。
腟切開、回収、腟縫合
腟切開は何で切っても良い。
子宮回収の様子は動画におさめる。回収をカット編集しても良いがレポートに記載を。
縫合は結紮が必要。
腹膜縫合はどっちでも良い。腹膜縫合したらその分減点のリスクあり。
その他
マニュピレーターでも良いが穿孔したら減点。
癒着防止剤は採点対象外
卵巣の温存や切除に関しては理由をレポートにしっかり書くこと。
卵管の切除理由はレポートにいらない。
膀胱鏡は採点対象外 どちらでも良い。